【27卒必見】知らなきゃヤバイ!最新の自己分析の進め方3ステップ

「自己分析ってよく聞くけどそんなに重要?」
「何から始めればいいの?」
「自己分析をとして何を知りたいの?」

聞いた事はあるけど、何をすればいいか分からないランキング1位の言葉かもしれませんね(笑)

私パンサーも就活当初は(???)でした。

最終的には大手専門商社・メガベンチャー・大手メーカーから合計6社の内定を獲得できたそんな私が、就職活動。いや人生で最も大切だと断言できる「自己分析」の解説していきたいと思います。

自己分析とは

文字通り「自分の特性」を分析し、言語化する作業です。

この言語化には大きく分けて2種類の切り込み方があります。

一つ目が「自分はどういう人間だったのか」と、自身の過去を分析する切り口です。

もう一つが「どういう自分でありたいのか」と、未来の自分のありたい姿を分析する切り口です。

過去を振り返ることで、自分はどういう価値判断で物事を決断してきたのかを探り、未来を見据えることで、将来どう言った人間になりたいか?という、自身の「自己実現」の欲求に向き合っていきます。

これだけでは具体性に欠けるので、以下でパンサーが「重要度」「始めるべきタイミング」「自己分析で知りたいこと」「自己分析の進め方」の4つの項目に分けてひとつづつ解説するので一緒に確認していきましょう!

重要度:⭐⭐⭐⭐⭐

就活における重要度は面接やES、WEBテストを差し置いて、MAXの☆5です。

「ただ分析するだけなのにそんなに重要なの?」
「面接の方が重要そ~」

断言します。「自己分析」は就職活動で最も重要な項目です。

なぜかというと、自己分析の結果は「ES(エントリーシート)・履歴書に記載する文章」「文章や面接で話す内容」の仕上がりに直結するからです。

料理に例えるなら自己分析は材料の調達やレシピの内容。

最終的に提供する料理がESや面接内容です。

いい材料とレシピを用意しないことにはお客さんが満足するような料理は作れませんよね?

加えて就活にとどまらず、自分のことをきっちりと理解していることは、就活だけでなくあなたの人生にとっても大きな利益をもたらしてくれます。

そんな超重要な自己分析。いつから始めればいいのでしょうか?

始めるべきタイミング:今すぐ(※遅くとも大学3年生の3月から)

言わずもがな「今すぐ」です。

今動けなかったら生涯ニートになる。それくらいの危機感をもって今すぐ始めるべきことです。

少し強い言い方になりましたが事実に変わりはありません(笑)

ここをどれだけ詳細まで分析できたかで、最後の勝負である面接の完成度が決まるからです。

完璧を目指さなくていいので2程度でこの記事の手順を一度すべてやってみましょう!

そうした上で、この分析は終わりがあるものでもないので、就職活動が終了するまでやりこみましょう。

「とはいってもどういう風に自己分析すればいいか分からないよ~…」

心配いりません。

パンサー流の手順と方法で行えば、段階を踏み外すことなく正確に適切に分析ができます。

それでは一緒に頑張っていきましょう!!

自己分析で知りたいこと

まず初めに自己分析の目的について確認しましょう。

自己分析を通して言語化したいことは以下の3つです。

①「自分の価値判断基準」
②「自分の強み」
③「自分の弱み」

それぞれどういう内容かまず確認しましょう。

「自分の価値判断基準」(≒就活の軸)

「何に重きを置いているのか」
「何に喜びや魅力を感じるのか」
「何が嫌いなのか」

といった人生に対する価値観を、過去自分が下した決断」や「事実」を紐解いて探っていきます。

この「自分の価値判断基準」がのちに「就活の軸(自分軸)」の骨組みになります。

「自分の強み」

「話がうまい」
「旅行計画を任されがち」
「運動神経がいい」
「お酒に強い」
「ゲームがうまい」

就職活動に関係ありそうなものから無さそうなものまで。

何でもいいのでたくさん上げてみましょう。

後々、面接であなたの強力なアピールポイントに進化します。

「自分の弱み」

「整理整頓が苦手」
「計画性がない」
「心配性」
「極端にビビり」

ちょっとしたことでもいいのでこれもたくさん思い浮かべましょう。

上記のような、今苦手なことに加えて、

「小学校の頃は大人数で話すのが苦手だった」
「人の話を聞くのが苦手だった」

など、「昔は弱みだったが今は克服できた点」も同時に思い浮かべられるとグッドです。

面接官は、あなたの強み以上に「弱み」に対して強い興味を持っています。

社会に出てから、ストレスや辛いことに対してどのように立ち向かっていける人間なのかを判断するためです。

その際に「上手く自分の弱みを言い換えて、あなたがそれに対してどう向き合ってきたのか」を面接官に伝え、いい印象のあなたのキャラクター性をイメージしてもらう必要があります。

例えば「計画性がない」といった弱みも、ポジティブに言い換えると、「行動力が先立ってしまうことがあり、十分な計画を練れずに挑戦し、持ち前の柔軟力にものを言わせてしまう時がある」といった方が、無計画で無鉄砲といったネガティブなキャラクター性が薄まりますよね?

弱みが無い人間はいないので、「自分の弱みをどれだけ理解していて、どう対処できている人間なのか」ということをきっちり説明できることが重要です。

自己分析のやり方・手順

自己分析の目的を確認したので、次は自己分析のやり方についてみてみましょう。

パンサー流の自己分析は3ステップに分かれており、これに沿うことで正確に適切な自己分析を行えます。

STEP1:過去の自分に切り込む

例えば、あなたが「大学受験で経済学部を志望していた」としたら

「なぜ経済学部を選んだんだろう?」

「ビジネスやお金の動きに興味があったからだ」

「なぜそれに興味があったんだろう?」

「幼少期から母親から厳しくお金の管理をするように言われてたからだ」

「なぜ母親はお金の管理に厳しかったんだろう?」
...

といった要領です。

これを「幼少期」「小学校時代」「中学校時代」…「大学時代」と年代順に行っていきましょう!

これを「自分史」の作成と言います。

過去にあった「事実」や「決断」に対して、「なぜ?なぜ?」と繰り返し連想ゲームのように当時の自分の価値観を深堀りしていきます。

注意すべきなのが、この「なぜ?」に対する答えは決して一つではありません。

人間は1つの理由だけでなく、複数の要素を複合的に考えて物事を判断するからです。

なぜ?に対して様々な理由を思い浮かべてみて、自己分析の枝葉を広げて自身の価値判断基準を年度を追って探ってみましょう。

STEP2:未来の理想の自分像に切り込む

「10年20年後、自分はどういう人間でありたいか」

この、将来どういう自分でありたいか。という「自己実現欲求」を徹底的に言語化しつくし、将来へのビジョンを明確にしましょう。

自分の自己実現欲求の方向性に沿った会社に入社することが理想的な就活の最終ゴールです。

ここをはき違えた会社選びをすると、入社後取り返しのつかない後悔をすることになります。

たとえ世間一般的に評判の良い会社とみなされている会社に入社できたとしてもです。

「将来は起業して自分で仕事をしていきたい!」
「大企業に就職して両親を安心させたい!」
「仕事はほどほどにして、家族との時間を優先したい!」

いろいろな思いがあなたの胸の中を渦巻いていると思います。

このぐちゃぐちゃな思いを整理することで、人生で成し遂げたいことのビジョンが明確になっていきます。

こうすることで自分のビジョンを叶えられる可能性が最も高い会社を高い精度で見抜けるようになります。

ここで大切なのが次の2ステップです。

①漠然とした将来へのビジョンを1つずつ言語化する

「30代までには年収700万以上は狙いたい」
「子供が2人欲しい」

「20代は結婚よりも仕事を優先したい」
「40代は趣味にたくさん時間を割きたい」

といったように、10年20年後のそれぞれの自分の理想の状態をひとつづつ紙に書き出してみましょう。

自分の年齢ごとに分けて、具体的であればあるほどいいです。

(例:「年収700万欲しい!」⇒ Better「30代で年収700万欲しい」「40代で年収800万欲しい」)

ヒントとして、「過去どんな人のどんな部分に憧れを抱いたか?」という観点から自己実現欲求の正体を紐解くのも効果的です。

憧れや嫉妬という感情は自己実現欲求に密接に関係しています。

なぜそうなりたいのか?といった、過去とのつながりも意識してみましょう。

②どのビジョンの優先度が高いのかをきっちりと把握しなおす

STEP1で書き出したビジョンを「年代順」「優先順」に並び替えてみましょう!

これにより、夢中になれる人生を送るためには、各年代でどういった環境が必要なのかが浮き彫りになります。

ここまでくれば「過去の自分」「未来の自分像」両方を構成する要素が、点として浮かびあがり、あなただけの線が描き出せるはずです。

さあ、その正体が就活でよく聞く「就活の軸(自分軸)」です。

就活の軸の正体を続けて掘り下げてみましょう!

STEP3:就活の軸(自分軸)の形成

過去の年代ごとの判断価値基準
②将来へのビジョン

この2つを「年代順」「優先度順」に並び替えることで、今までは点々ばらばらだったビジョンが線で結べるようになってきましたね?

そうやって浮かび上がってくる線があなただけの就活の軸(自分軸)」になります。

この「将来の自分軸」にさえ従えばあなたは、歩みたい人生の道を大きく踏み外すことは少なくなることでしょう。

これは同時に、無数にある会社の中から自分にとってベストな業界・業種・規模の会社を見つけるこためのヒントにもなります。

(ここで注意すべきなのが、「会社選び」はあなたの人生の目的ではなくて、あくまで満足いく人生を送るための「手段」ということを忘れないでほしいです!)

そのためにもまずは、自分は何を成し遂げたら満足いく人生になるんだろう?ということを会社を探すよりも前に考えてみてみましょう。

以上3ステップを順番に行うことで、最適な自己分析を行うことが出来ます。

これに加えて、効率よく自己分析を進めるためのコツもついでにお伝えしちゃいます!

効率の良い自己分析のコツ

他己分析を受ける

オススメ度⭐⭐⭐⭐☆

自分をよく知る友人や両親。尊敬する先輩などから、自分はどういう人間に見られているかの他己分析を行ってみましょう。

もちろん、まずは自分で自分の過去を深ぼることが大切です。

しかしそれだけでは独りよがりな分析になってしまいます。

そうすることで分析の精度は数倍に跳ね上がります。

自己評価と他者評価は必ずしも一致しません。

少し恥ずかしいかもしれませんが、これを機会に挑戦してみる価値は大いにあります。

自己分析ツールを使ってみる

オススメ度⭐⭐⭐☆☆

無料でWEB上で企業が実施していることが多く、最も手軽に自己分析を行えます。

5~10分程度で出来るものが多く、パンサー流の自己分析を行う前にしてみるのも効果的ですし、気晴らしに試してみるのもグッドです!

就活エージェントを利用しフィードバックを受ける

オススメ度⭐⭐⭐⭐⭐

自分や友達同士で深堀りができた後は、就活のプロの目線からのフィードバックを入れてもらうことを強くお勧めします。

そうすることで、「あなたの自己分析結果で浮かび上がったキャラクター性」「企業側が求める人材像」を最大効率ですり合わすことが可能です。

多くのサービスが無料で受けれるうえに、様々な業界の会社の説明会を紹介してもらえるて業界研究もできるので一石二鳥です。

自分だけで独りよがりに就活をするのでなく、使えるリソースはがんがん利用しつくしちゃいましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では、就活で最も重要な項目である自己分析について徹底解説させていただきました。

冒頭でもお伝えしましたが、まずは完璧を目指さなくていいので2程度でこの記事の手順を一度すべてやってみましょう!

7~8割ほど自己分析が出来た次のステップに進みましょう!

次のステップ以降でも、自己分析は就職活動が終了するまでやりこみましょう。自己分析に終わりはありません!これを機会に徹底的に自分と向き合いましょう!

自分史の作成など、自己分析に関する項目の具体的な手順ややり方については別記事でさらに詳しく解説しているので、そちらも参照しながらひとつづつ進めていってくださいね。

パンサー流の手順と方法で行えば、段階を踏み外すことなく正確に適切に分析ができます。

自己分析はあなたの思い描く理想の人生を歩むための重要な一歩目です!パンサーと一緒に頑張っていきましょう!!

おまけ

先のステップの「面接」でどのように「自己分析」が活かされるのか?

先取りしてちょっと考えてみましょう。

面接では「将来のビジョン」だけ。「過去の価値判断基準」だけを熱く語ってもダメです。

「過去の価値判断基準」と「将来のビジョン」をうまくつなげて面接官に伝える必要があります。

「将来は営業で人と人をつなぐ仕事がしたい!」

と、いくら「将来のビジョン」を熱く語っても説得力が増しません。

「アルバイトでキッチン業務だけを担当していたがホールの業務も行うようになり、私の接客がきっかけで常連のお客さんが付くようになりました。そこに強い喜びややりがいを感じるようになりました。」
「だから将来でも営業で人と人をつなぐ仕事がしたい!」

説得力が増しただけでなく、あなたのキャラクター性が少し浮かびやすくなりませんでしたか?

これが「過去の価値判断基準」と「将来のビジョン」がつながった瞬間です。

このように、自己分析はESや面接に向けた非常に重要な準備段階です。

ぜひ今日からパンサー流の手順に沿って行動していきましょう!

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